整形外科でレントゲンやＭＲＩを撮られて医師から言われる言葉としては

『脊柱管狭窄症ですね!』が一番多いのではないでしょうか？

脊柱管狭窄症とは・・

脊柱（背骨）中には脳から連なる脊髄神経が通っているトンネルがあり、

そのトンネルのことを脊柱管といいます。その脊柱管が狭くなって脊髄神経が圧迫され、

病的症状が出たものが脊柱管狭窄症です。

腰部脊柱管狭窄症は、腰椎の脊柱管が狭くなり、

腰痛下半身の痛みやシビレが出て歩ける距離が減る間欠性跛行です。

脊柱管は、前かがみになると広がり、後ろへ反ると狭くなって神経の圧迫が強くなり下半身に力が入りにくくなったり、足がジンジン痺れたりします。

主な症状としては、腰痛、坐骨神経痛、間欠跛行、足の脱力感、会陰部のほてり,があります。

ところで、初診で医師から

『年が年だからしょうがない！』

『放っておくと、いずれ歩けなくなりますよ！』

『これは、手術でないと治りません！』

だから直ぐに手術の日時を決めましょう！

と言われる事があると思いますが、

自分自身で納得した上で臨んでほしいと思います。

シビレを取りたい為に、手術をしたのに

シビレガ残ったままという事例も

少なくありません！

腰痛（激痛）で夜も眠れないあなたへ

「この痛み１回で治して欲しい！」と思っているかもしれません！

残念ながらレベル１０の痛みやシビレがたった１回でレベル０になるということは

ありえません！

考えてみてください。あなたは自分の身体を粗末に扱って来ませんでしたか？

レベル１の場合・・・これくらい寝て起きれば治ってしまう。

レベル２～４の場合・・・休日家でゴロゴロしていれば治ってしまう。

レベル５～６の場合・・・シップを貼りながら痛い痛いと言いつつ仕事をしている。

レベル７～８の場合・・・家族に頼んで腰を揉んでもらっている。痛い痛いが口癖となっている。薬ロキソニンを飲んでいる。我慢して仕事をしている。

レベル９～１０の場合・・・強い痛みが続きそろそろ病院か整形外科へ通い始めた。5～６歩あるくと痛みでしゃがみ込んでしまう。病院か整形外科へ通えばすぐ治ると思っていたが中々改善されないので焦り始める。

このような感じではないでしょうか？心当たりありますか？

激痛ということはそれだけ身体を酷使してきた為に身体が悲鳴を上げ

これ以上今の状態を続けると「身体が壊れますよ！」というサインを出しているのです。

腰痛の種類にはどのようなものがあるのか？

腰痛と一口にいってもいろいろな症状があります。

そこで痛みの具合から推測される症状の種類を調べてみました。

普段の日常生活に於いて急に激しい腰痛に襲われて立っていられない、歩けないものは

ぎっくり腰（急性腰痛）や腰椎椎間板ヘルニアの症状が疑われます。

また、脚にズキズキ・ピリピリ・ジンジンなどの痺れがある場合は、

腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛の症状が疑われます。

いつも、『腰がだるい・重い』『長時間連続で歩けない』ものは

腰椎すべり症が疑われます。

また最近ではストレス社会に於いて、嫌なことを思い出したりするとその時間帯により

痛みが生じる心因性の腰痛なども多くなってきています。