スポーツ障害とは？

スポーツをすることで起こる外傷　骨折や脱臼　繰り返し過度の負担をかけることによって痛みが慢性的に続く症状を総称してスポーツ障害と呼んでいます。スポーツ障害は早期に対処しないと重症化してしまいますので、ちょっとした痛みや違和感がでたら早めにケアしましょう！また親御さまもお子さんの歩き方が不自然だったり運動フォームが乱れていたり（いつもと違う）した時には本人に聞いてみましょう。

小・中・高生に多いスポーツ障害

オスグッド・シュラッター病

野球肘・テニス肘

野球肩

椎間板ヘルニア・腰椎分離症

シーバー病

ランナー膝・ジャンパー膝

前十字靭帯損傷

足底筋膜炎

などがあります。

スポーツ障害だなっと思ったら

まず最初に病院に行き骨に異常がないか？レントゲン写真を撮りましょう。中々痛みが治らないと思ってレントゲンを撮ったら『疲労骨折だった』なんて話しは往々にしてあります。

疲労骨折は読んで字のごとく、疲労によって起こる骨折です。同じ部位に継続的に負荷が掛かると骨組織が破壊され骨折してしまいます。

レントゲンで骨に異常が無ければ、筋肉・腱・筋膜の異常が考えられますので、風の彩り療法院に御相談ください！

スポーツ障害の予防ポイント

その１）ウオームアップ

　最近、うちに来院されたスポーツ障害の小・中学生に部活に入る前の準備運動はや　っていますか？と尋ねると「いいえ、やっていません！」と答える子が多いのにびっくりさせられます。スポーツ障害を予防するには準備運動は欠かせません！体温・代謝を上げることと関節を柔軟にする効果があります。

その２）適度な練習　間違った練習方法ではないか？見直すことが予防につながります。

　スポーツ障害はオーバーユース（使いすぎ）によって起こることがほとんどです。特に思い切り走って止まる・ジャンプするを繰り返すバスケットボールやバレーボールなどの競技は特に膝に負担が掛かりやすく、膝を痛めているにもかかわらず下半身強化で縄跳びの「　二重とびを１００回練習でやっていた」なんて子もいました。痛みを我慢して続けていると将来障害が残ってしまう事もあるので、練習メニューを見直すことも必要です。

その３）休息不足と栄養

　人間の身体は機械とは違います。連続的な動作を続けて１部分が故障したら、そこだけ外して新しい部品に付け替えるとゆうことは通常ではありえません！運動によって壊れた筋肉細胞が回復するには当然休憩と安静が必要となります。また十分な食事や栄養素が必要となりますのでバランスの良い食事を心がけましょう！

その４）クールダウン

　身体にとって急激に運動を停止するとよくありません！運動によって火照った身体を軽いラン二ング等でゆっくり徐々に動きを止めストレッチしましょう！部位によってはアイシングも効果的です。